Mainzへ向かうために、ticket officeへ。明日Aachenまで行くので併せて切符を買った。乗る電車の奔流にオランダのArnhemという町があり、「オランダのArnhemか??」ときかれた…発音は大切である…聞いてくれてありがとう。
列車に乗り込むこと20分ほど、今日の宿泊地であるMainzについた。駅のすぐ前のホテルで非常に楽だった。
4/25(日)
○チェック・アウトにて
マインツでは、Hammer
Hotel。さっそく、Check
outで一戦交えた。子供の分のextra
chargeがかかるとかで。奥さんの話では、予約を入れたDCトラベルデスクの話では子供は料金がかからないとのこと。ホテル側の主張は、Reservation
formには子供の人数が入っていない。私の主張は、予約デスクは子供料金はいらないと言ったし、今回の旅行に際しては多くの予約をしており、ちゃんとチェック済みであるから、今ここでextra
chargeを請求することはfairではない、とか言いながら、”I
made many reservations for this journey. I conform the condition of the
trip with a child. Off course as this reservation of you. So it’s
not fair that you require it, now.”.
”I
understand it’s
not the case of you, but it’s
not the case of me, too. It’s
not my obligation. You should require the balance to the reservation desk
!!”我ながら流暢な英語で怒りまくった…というわけで、断固支払いを拒否したのでした。ホテルのアンちゃんも、「つまりいくら払ってもらえるのか??」ということで、予約分だけ払って来たのでした。奥様曰く…「なんと、弱々しい兄ちゃん…。」…これがドイツ気質だぜよ…イタ公とはちがうのよ!!
・午前の観光…結貴のトラムとグーテンベルグ博物館
グーテンベルグ博物館は拡張工事中で、その展示品は大聖堂に陳列されてしまた。ここの大聖堂はケルン、トリアーと並び、ドイツで三本の指に入る。ミサやっていたので、入り口からのぞき込んだ形であったが、いつもの天井の形であった…ロマネスク様式。ところが、その対端はバロック様式。…片側バロック様式で、片側ロマネスク様式の変わった建物です。
4/26(月)
・アーヘンよりケルンへ 9:17発のケルン行き
・ケルン大聖堂
kolnの大聖堂は駅に妙にせまっている。506
stepの階段はそうとう足に来た。結貴だけが普段の運動量…ぜんぜん平気。私の足はがくがくでした…。
○Frueにてビールパーティ
ここはさすがに、老舗でありスタッフのこころ使いも抜群。メニューを無視して、食べたいものをとりあえず主張する習慣がついた今日この頃…。私はboiled
Wurst、妻はGrilled
Wurst…実は、盛り合わせメニューのアイテムをわざわざ二皿に盛ってきてくれて、しかも付け合わせは、しどろもどろで言ったドイツ語の品々を過不足なく(実は我々には十分以上の量ではあったが…)盛り込んでくれた。こういうことされると、チップも弾みたくなるもの…。年輩給仕の心遣い…こういう感覚って、日本にないよね…日本じゃ、「紅生姜、焼きうどんにはつきません!!」だもね…。
・ケルンからジュッセルドルフ…結貴お待ちかねICE
とうとう食べた、豚足の煮込み()、そして、とろけそうなサーモンはやっぱり醤油で食べたいところ…醤油昨日までポッケに入っていたのに…。
4/27(火)
☆ブリュッセルの町中の標識等は、フランス語、フラマン語(オランダ語の方言)で併記されている。たまにドイツ語もみかけるが、第一次世界大戦後ベルギー領となった、かつてのドイツ領の人々が使用しているようである。
・結貴お待ちかねThalys
・ベルギーのブリュッセルは、思いのほか観光地??
○悪名高きぼったくりレストラン街でベルギー海鮮料理を堪能…Chez
Leon
今日は、結婚記念日…シャンペンを奮発した。味はグッド。
4/28(水)ブリュッセル市内観光
・サン・ミッシェル大聖堂
○王立美術館
昼食はラーメン屋「やまと」。ヨーロッパの中では天下一品との評判どおり。みそラーメンは札幌をしのばせるほど。
・夕食は「侍」
日本を発って5日目の日本食。1978年開店の老舗だけあって味は確か。庶民の日本食屋さんなので気取ったところがなくてグッド。オマールのサラダがおつなもの…値も張ったが。
4/29(木)ブルージュ観光
・一路ブルージュへ
電車の切符を買うときは、とりあえず、「いつごろ、どこどこに、どのようなメンバーで行くのかを言う」、というのがいいらしい。切符にもいろいろ種類があるらしく、子供を連れているとラッキーなことも多々ある…ファミリー料金とかで、大人2人より安くなったりする…かどうかはわからない?!
とりあえず、
目指していた電車より、ちょっと早めに駅に着いたので、早い電車に乗ることにした。プラットフォームにある時刻表でホーム番号を調べ、そのホームで待っていたが、どうも様子がおかしい。「ひょっとして、このホーム番号あてにならない…。」そういえば、コンコースにホーム表示をしたモニターがあった…。奥様曰く、「う〜ん。さすがラテン色の入った国…ドイツとは大違い!!」
○ブルージュの歴史
ブルージュは14世紀、15世紀にブルゴーニュ候家のもと、芸術と商工取引で栄えたが、ブルゴーニュ候野路代が終わり、運河も砂で埋まってしまい貿易港として機能しなくなる。1548年のスペイン支配、その後の宗教戦争…ブルージュの時代は終わる。
その後、19世紀末にフランス文学「死都ブルージュ」ジョージス・ローデンバッハ作により脚光を浴び、芸術都市として、その後、観光地として復興した。
○ブルージュを歩いて
その町並みは、中世ヨーロッパの面影がしのばれる、大変趣のあるもので、運河と馬車がよくマッチしている。とりあえず、例によって、結貴のリクエストにより運河のボート観光。そして、イタリアンで昼食、Scampi
Fritteが非常に美味…。そして、馬車に乗って旧市内観光である。
・ブルージュからブリュッセルへ
18:34発のICでブリュッセルへ。車内では国際色豊かな学生風の団体といっしょになり、結貴が国際交流をしていた…もっぱらばか笑いをしかけるのみであるが。
・今日のDinnerは、フランス料理(La
Grande Ecluse (MetoropoleのCafe
Terace にて)
ブリュッセルで一番の注目を浴びているということだけあって店造りも確かにモダン。我々のウェイターは、黒人のおじさん…彼の応対をみているとJapaneseはあまり印象がよくないらしい。ちょっと、中出の怒りまくりが出そうになるがそこは押さえて…。AperitifはBeck’sとBlancheで…。なくなったころに、Starterが出てくる。イタリアンでいうところのProcute
al meloneとCarupatio
beef。結貴は完全にダウンでsleeping。程良くおなかがこなれたところで、メインはFiretと鱈…。Firetは、ちょっと味がない…欧州の肉はこんなもん…でもソースが魅力…ちょっと…。鱈は絶品…ソースが洗練されている。このちがいは、肉は素材の差が顕著だけど、鱈はどこでもそう変わらないということか…。かくして、黒人給仕は中出のへんてこりんなフランス語と英語責めでなかなかこ慣れてきた。調子にのって、ブルゴーニュのRougeとかを注文しながらメインを楽しんだ。
Checkの時にはこれまた調子にのって、カード精算に10%ほど乗せた。黒人給仕は、とたんに、更に調子が良くなった…チェックだというのに言葉が飛び交った、”Where are you living? I’m living in Yokohama…横浜がわからないようだ…in Japan!! さっきから、日本語のメニューがないかとか、じゃ、英語は、とかさんざん日本人だということを強調してきたじゃないか…。(おっと、添乗員につれられた日本人団体7名くらいが通り過ぎた…。)
・というわけで、Hotel
MetropoleのTerrace
Barは…。
Good eveningが過ぎて、Good
nightくらいか…。外で飲むのはなにかと気分がいい。石川さんちのBaluconyに匹敵するが、湿度がないので爽快だけど、むっとする暑さがなくものたりない。涼しくてもおいしいビールの種類に注意する…やっぱり、こい目のTrapist系か…。
4/30(金)アントワープ
○9:18ブリュッセル発、40分ほどでアントワープ
One day ticketで、トラム、メトロをす〜いすい。ベルギーは、プレメトロというのが、やっぱり特徴…どこにいってもある。
さすがに、オランダ国境に近く、人も言語もオランダ系になっている…やっはり、オランダ語はよくわからん…。
Rubenseの家、ベルギー最大の大聖堂、市庁舎(too many meetingsでnot possible today運悪く見学不可)、王立美術館(またまた、運悪くやっていない)、海洋博物館、ダイヤモンド博物館、Diamond Land、チョコレート屋さん。
・17:40アントワープ発、再びブリュッセルへ
ベルギー最後の夜は、ベルギー料理でしめよう…と思っていたけど、ちょっと、牛肉のビール煮とかうさぎ肉のシチューとかは、もうこれ以上…というわけで…。
その名も、なんと「居酒-ya」。欧州の日本料理屋で、この店の形態は快挙…一品料理の豊富さと手頃な値段。そして、ボリュームもある。戸塚の「北海道」より全然いい…つまり、関東の居酒屋とは比べものにならないということ。
Hotel Metoropoleに戻って、三人で、(奥さん曰く)オープン・バー(Cafe Metoropole)に繰り出した。奥様は、Bierre Blanche代表「Hoegaarden」、私は、Tripel Karmeliet、結貴はオレンジジュースwith Ice Cube。私は、相も変わらず、Librettoでぺしぺし…。USのお兄さんたちが結貴と遊んでくれていました。
帰りは毎晩通い詰めた、インド系の兄ちゃんがレジをやっている雑貨屋で、飲み物を買い込んだ。目玉はDuuel…one
of Bierre Blanche。
5/1(土)ユーロスターにてロンドンへ
・まずはGrand Placeの土産屋に
ユーロスターが11:02発ということで、奥様は結貴を連れて、買いそびれたお土産を目指して、Grand
Placeに買い物に…。出がけにmailを確認したら、Bossから米国出張打診のメールが来ていた。とりあえず、二つ返事でOKしてから、二人の後を追った。石川さんからもmailが来ていた…香港からで、今日はOffらしい。香港は返還される時に行く話が内輪でもりあがったが決行されずに終わったので、うらやましい限りである。
さて、Grand Place付近で、奥さんの居所を確認しようとPHSの内線番号を打とうとしたら、先の方から結貴の声が聞こえてきた…本当ににぎやかな息子である。
ところで、奥様の買い物は、小弁小僧のミニチュアとレースであった…。
・ユーロスターにてロンドン入り
なんと、ユーロスターは一等をリザーブしていた…すいていて快適、かつ、昼飯、酒付きとくれば気分爽快。あっという間に、London
Waterloo駅に到着、taxiでLe
Meridian Waldorfへ。
○Westminstar、もとい、水族館
Temple駅でOne
day Family Travel Cardを買い込んで、Westminster
abeeyへと行った。次の開館時刻の15:45まで小一時間あったので、Westminster
Cathedralにバスで行って、戻ってきた。15:48だった…ところが、”Next
open is Monday 9:45〜”とか張り紙がしてあった…またミスってしまった…。
気を取り直して川向こうの水族館に繰り出した…Sharkを見た結貴が大はしゃぎで、「さめ、さめ」と連発した。それにつられ、まわりの子供たちも「さめ、さめ」と合唱していた。奥さん曰く、「これで彼らも、日本語をひとつ覚えた。」…Sharkと「さめ」が結びついているかは、はなはだ疑問である…。
・Pre-Theater Dinner、そしてMiss
Saigon
Le Melidien Waldorfは、ロンドンの劇場地区の真ん前にある。そのすぐ近くにLIVEVATEとか言う海鮮屋さんがあり、Miss
SaigonまえのPre-Theater
Dinnerとしゃれ込んだ…Miss
Saigonに行ったのは私だけ…。Fruit
de merが豪快、奥様のTandolly
TunaはTandolly
ChickenのTuna版、結貴はKIDS
PLAICEのFish
& Chipsでごきげん。
・Miss Saigon
とにかく、感動した。となりのおばさんが泣き上戸で、笑っているように泣いていた。キャスティングがちょっとイメージに合わないけど、まあいいか…やっぱり、本田三奈子のMiss
Saigonがみたい…。思わず、CDを買って帰ってきた私でした…。